
付録A
2.3.4.2.2 1バイト誤り訂正
3から30オクテットしか有しないブロックについては、6つのRSチェック・オクテットすべてが生成されるが、始めの2つのみが伝送されるものとする。後の4つのRSチェック・オクテットは、デコーダ側で削除箇所として扱われるものとする。
2.3.4.2.3 2バイト誤り訂正
31から67オクテットしか有しないブロックについては、6つのRSチェック・オクテットすべてが生成されるが、始めの4つのみが伝送されるものとする。後の2つのRSチェック・オクテットは、デコーダ側で削除部位として扱われるものとする。
2.3.4.2.4 3バイト誤り訂正
68オクテット以上のオクテットを有するブロックについては、6つのRSチェック・オクテットすべてが、生成及び伝送されるものとする。
2.3.5 インタリービング
FECの性能を改善するため、オクテット単位駆動テーブル型のインタリーバが使用されるものとする。インタリーバは、行当たり255オクテットでc列のテーブルを生成するものとする。
c=上限[2.3.3.4項の伝送長/1992ビット]………2−7
データを1992ビットの偶数倍に拡張した後、インタリーバは、1番目から249番目の列からそれらを蓄え、各8ビットの連続的グループを取り出すことによって、各行の先頭の249オクテットに伝送ストリームを書き込むものとする。各8ビット・グループの最初のビットは、8番目のビット位置に蓄えられるものとする。1992ビットの最初のグループは1行目に、2番目のグループは2行目に蓄えられるものとする。各行ごとにFECが算出された後、FECデータ(または削除部位)が250から255までの列に蓄えられるものとする。その後インタリーバは、削除部位や充填ビットを含むオクテットをスキップしながら列ごとに読み出したデータをスクランブラに引き渡すものとする。
受信では、デ・インタリーバが、ヘッダ内の伝送長フィールドから最後の行サイズ(部分的なものもある)や行数を算出するものとする。上位層には、有効なデータ・バイトのみ引き渡すものとする。
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